個人的なメモを記していくためのページです。
複数台のディスプレイを利用したオペレーションは現在でもできる。Windows2000/XPの場合はディスプレイの大きさが違ったり、設置がずれていても(たとえば2台のディスプレイの上辺が揃わない)対応している。しかしながらディスプレイの向きは同じ向きであること、また奥行きの距離も同じことが前提になっている。ここでノートパソコンのディスプレイと別に用意した大型のディスプレイをノートパソコンの向こう側においた場合を考えてみる。簡単のため2つのディスプレイのドットピッチは同じものとする。
一つのウィンドウがノート本体ディプレイと外付けディスプレイにまたがって表示されている場合、それぞれのディスプレイでの表示上の大きさが変わらなくても見掛けの大きさは外付けディスプレイの方が小さくなってしまう。見かけの大きさを揃えるためにディスプレイの位置に関する情報を得て補正すれば2つのディスプレイ間で表示される内容の見かけの大きさをそろえることができる。
実際には片方ディスプレイが遠くにあることは見る人間はわかっているので補正したらおかしく感じると想像する。
2009-10-25追記: ユーザ視点にあわせてウィンドウを歪めるマルチモニタシステム M3
が発表されたようです。このシステムではユーザーからみて傾いたり距離が揃っていない複数台のディスプレイを統合しさらにヘッドトラッキングを行なって動的な補正も可能になっているようです。またマルチユーザ対応もしています。