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ICD-SX77 SamplesにSONY SX77の録音の比較があります。
- オリンパス お客様サポート ICレコーダー・録音機
- http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/VT/softDL/J/dss701update.cfm
DSS Player 7.4.1 が出ています。ただし7.2からバージョンを上げたところ以下の不具合が発生しています。この件に関してオリンパスに問い合わせはしていませんのでこちらの環境の不具合なのかは不明です。
- 手動で"podcastの更新"をしても最新のデータをダウンロードしてくれない。rssは更新されて番組タイトルは表示されているがダウンロードはしない。その番組を選んで"コンテンツの取得"をしないとダウンロードが始まらない。
7.2に戻すには一旦アンインストールしてからCD-ROMから再インストール。そしてサポートページからリンクは切れていますが7.2へのアップデータは以下にあります。
http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/VT/softDL/J/files/DSSV7UP2J.exe
- オリンパス お客様サポート
- http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/VT/softDL/J/ds40_50update.cfm
2007年7月31日にファームウェアのアップデートが出ています。
- オリンパスサーポート
- http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/VT/softDL/J/dl_ds40_50.cfm
2007年2月28日にファームウェアと付属ソフトのDSSPlayerのアップデートが出ています。
DS-50レビューというか感想 †
reviewer(私)の視点 †
私はこれまでDS-20を使用していた。会議の記録には使用せず短い(2、3分ぐらい)
の環境音とかメモ用途。外部マイクが使えて高音質収録が可能なことを条件に選んだ。
外観 †
- 電池ボックスはしっかりとしている。まぁ日本のメーカーなら普通のレ
ベル。
- ケースが付属している。スエード調(?)で高級感があるっぽいけど、ビニル製の安いのでいいのに。
マグネットを使用していて蓋がしまるときに、ポックリとしまる。ギミックとしては面白いが私は使わない。
- DS-20に比べ薄く、小さくなった。DS-20の方が持ちやすい。
- 取り外し可能なマイクは3.5Φのステレオプラグで固定なんでガタツキがあるのがちょっと残念。
電源 †
- 仕様上はアルカリ単4またはオリンパス充電池だが普通に単4のNi-MH の充電池は使えた。700mA仕様の古い電池を使っているが問題ない。
- 録音開始時にプチ音が入るときはもうすぐ電池切れ。
操作性 †
- ファームのバージョン1.06
- DS-20に対してマイク感度スィッチが用意されているのは良い。DS-20では
メニューで切りかえだった。
- MUSICフォルダにいると録音できない。とっさの録音に対応できないおそ
れ。
- 再生中に←→ボタンでどれだけ戻るか進めるかをそれぞれ設定できる。ファイル単位、5分、1分など。これは普通に会議やpodcastingなどを聞いている分にはいいんだけど音楽の場合だけは次の曲にいくような設定を分けてできれば更によかった。
DS-20ではフォルダの最後のファイルを再生してもその場に留まった。
DS-50ではフォルダの1番目に戻ってしまう。
録音後、すぐ再生、NGなら消去という操作をするときに間違って直前に録
音したファイルではなく1番目を消してしまうことがあった。
tips: フォルダの1番目は消去ロックしておくとよい。
- DS-20に比べ薄く、小さくなった。DS-20の方が持ちやすい。
ボタン操作もDS-20の方がやりやすかった。(慣れ?)
DS-20はボディの曲線に沿っていたがDS-50のボタンは出っぱっているとい
う差だろうか。
デザインDS-20は間延びした垢抜けない顔のように一見されるが実は
非常に優秀だ。ds-50は普通。
音質 †
- 外部マイクはプラグインパワー対応。プラグインパワー切れればもっといいんだけれど
それができる機種は音楽収録用のレコーダー位しかないからしょうがないか。
- 取り外し可能なステレオマイクを外しても内蔵マイクがある。モノラルに音域も狭くなるがメモ、会議用途には使えるレベル。
- 感度は3段階に切り替えられる。高感度、会議、後述で高感度だとDS-20より感度が高いようだ。普通は会議で十分。
- 収録される音に関しては評価中。すぐ気付くような問題はないけれど。
- DS-20と比較して仕様上は収録される音域が広がっているはずだが私の
耳では判らない。
- わりとスピーカの音が良い。ハイファイではないが人の声が聞きやすい特性。
- ヘッドフォンを接続して聞く再生音は固い? ヘッドルームが狭い?よう
な気がする。これは音楽プレイヤーと比較してだけど。
- 録音レベル。ICレコーダー、ラジカセ等では録音する際に大きな音、小さい音をそのもま記録するのではなくて自動的にゲインを調節して聴いたときに一定レベルになるようにする機能(AGC)がついているものがある。ただしこの機能は音楽などてここはピアニシモなのにそう聞こえないとか、音源の大小とゲイン調整の時間差が干渉しておかしなことになったりすることがある。DS-50ではどうか。簡単なテストでDS-50の場合はレベルオーバーにならないように感度を選んでおけばAGCは気にしなくてよいようだ。
ソフトウェア †
- DSS Playerという付属ソフトはWindows用のソフトでファイルの転送やなんやいろいろの機能がある。しかしこれを使わなくてもWindowsのexplorerでファイル管理すれば十分な人はそれでもok。
- 音楽ファイルもexplorerでコピーすれば再生OK。
- DSS PLAYER をセットアップしたら旧バージョンを認識して上書きアップグレード可。
- ディスクの容量がありません。というメッセージが出たら。
XPで最初ダウンロードするフォルダの設定がうまくいってなかった?
[ツール]→[オプション]のダウンロードのタブ、ダウンロードフォルダを
確認。例えば
C:\Documents and Settings\ユーザ名\My Documents\DSSPlayer\Message
- podcasting おもしろい。とりあえず以下はおすすめ。
- 映画秘宝.com 町山智浩のアメリカ映画特電
- http://www.eigahiho.com/podcast.html
- 聞く日経
- http://www.nikkei.co.jp/kiku/
- podcasting のデータを取得するときに DSS Player のUserAgent は "Dictation"
- 本体を継ぐと自動的にいろいろやってくれるのはいいんだけれど、他の
作業していとウィンドウが前面に出てきて邪魔。全部バックグラウンドで
やってくれればいいのに。
- 本体のpodcating対応はpodcasgingボタンの長押しでダイレクトにフォルダ移動ができるということぐらい。聴取履歴をとってくれたり、聞いたものを自動的に消すとかの機能はない。古いものを消すのはDSS PLAYERで自動的にできるけど。
その他 †
- 結構液晶の表示部が大きい。テキスト読めたらいいのに。
- 附属ケーブル以外使うなと取説にうたっているけれど、USB規格にあった
ケーブルを使えないものを USB機器として売っていいのだろうか。
まぁUSBロゴを使っているわけでもないからいいのか
p.106 ご注意
USB接続ケーブルは必ず付属の専用ケーブルをご使用ください。他社製品
をご使用した場合、故障の原因となりますので、絶対におやめください。
またこの専用ケーブルを他社製品に接続することも絶対におやめください。
総合評価 †
3万円弱という値段からとりあえず単機能なICレコーダーが欲しいとい
う人にはすすめられない。しかし取り外し可能なステレオマイク/内蔵マ
イクのダブルマイク、高音質の収録音、podcasting対応など買って
満足。
ボイストレックの最高機種、オリンパスらしい力の入った機種です。
サンプル †
- http://gqg.jp/files/DS500087.wma
- 環境音
DS-50 samplesにもサンプルを追加。
関連リンク †
- DS-50 オリンパス ICレコーダー Voice-Trek DS-50
- http://olympus-imaging.jp/voicetrek/ds50/
- オリンパス お客様サポート ICレコーダー・録音機
- http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/VT/Product/ds50/J/ds50s_q.cfm
- オリンパス お客様サポート ICレコーダー・録音機 DS-50/40 Q&A
- http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/VT/Product/ds50/J/ds50h_q.cfm
- オリンパス カタログ/マニュアル ダウンロード
- http://support.olympus.co.jp/jp/support/dlc/product_details_infomation.cfm?pid=483
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感度テスト資料 †
660Hzのサイン波の大きい音、小さい音の2種をスピーカーから何回か切り替えて再生したものを録音した結果。
上(ステレオなので2本)が高感度、下が会議で録音。高感度でオーバーするような音が入力されている場合音量レベルが下がった直後からの録音レベルの変動が見られる。(一秒弱)
下は「会議」で録音した場合だが録音時のメータ上は大きい音の時に振り切っているが
音量が大から小に切り替わったあとのゲインの変動は見られない。これの原因がテスト環境によるものかDS-50の性質なのかは不明。
また高感度、会議共通で音量が小→大の直後のピークがある。これはある種のAGCが働いているものだと思う。AGCというよりリミッターというのかもしれない。
厳密なことは判らないがtitoは音量がいつもオーバーになるような設定をあえて選ばない限り、AGCは気にしなくてよいよと判断する。
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