Windows XP セットアップメモ
| Author: | Takeshi ITOH |
|---|---|
| Contact: | tito@ca.mbn.or.jp |
| Revision: | 1.9 |
| Date: | 2009-01-31 |
| Copyright: | クリエイティブ・コモンズ・ライセンス  |
著作権に関するコメント
日本では著作人格権の放棄ができないので一応CCの表示をしていますがパ ブリックドメイントとして扱ってくれてかまいません。
目的
- 効率的な運用/セキュリティ
- 開発者向け
- ファイル名の拡張子表示
- 入力の全角/半角の使い分け統一
- 個人的な習慣
- Lunaでなくclassic
- 意図しない通信、負荷を減らす
- 自動的な検索を抑止
- 見ため
- 個人的
時計を合せる
日付と時刻のプロパティ
- [日付と時刻]タブ
- [タイムゾーン]タブ 日本なら(GMT+09:00) 大阪、札幌、東京
- [インターネット時刻] [ ] 自動的にインターネット時刻サーバーと同期する
ログイン方法の設定
- [コントロールパネル] [アカウントを管理する] [ログオンとログオフのオプションを選択します] [ようこそ画面を使用する] のチェックを外す。
- control userpasswords2 ユーザタブ 「ユーザーがこのコンピュータを使うには、 ユーザー名とパスワードの入力が必要」 詳細タブ 「ユーザーが必ずCtrl+Alt+Delキーを押す」にチェック
ネットワークの設定
この接続のアドレスをDNSに登録する
「ローカルエリア接続」 のプロパティ [全体]タブで [インターネットプロトコル(TCP/IP)]を選び[プロパティ] [インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ]の[詳細設定] 「この接続のアドレスをDNSに登録する」のチェックを外す。 [OK]で閉じる。
システムのプロパティ
ネットワークID
[システムのプロパティ]→[ネットワークID]→必要に応じて
インターネットエクスプローラ
ホームページ
[空白を使用]を推奨
LANの設定
[LANの設定] 必要に応じてプロキシ等の設定
詳細設定
[詳細設定]から
- 「アドレスバーから検索しない」
- 「リンクの下線」表示しない (これは趣味の設定)
- 「セキュリティー」「SSL2.0を使用する」のチェックの外す。
- 「常にUTF-8としてURLを送信する(再起動が必要)]のチェックは外す。(今どきはどちらでも良いか?)
- 「Webページのビデオを再生する」のチェックを外す。
デスクトップ
デスクトップのプロパティで[テーマ]に 「Windows クラシック」
[デザイン]タブ→[効果]で
- 「次のアニメーション効果をメニューとヒントに使用する」のチェックを外す。
- 「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする。」は"ClearType"
- 「大きいアイコンを使用する」はチェックを外す。
- 「メニューの下に影を表示する」はチェックを外す。
- 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」はチェックを外す。
「デザイン」の[詳細]で「指定する部分」に「アクティブタイトルバー」を選び色1と色2の色を同じにする。
タスクバーのプロパティ
[ ]タスクバーを固定する
[v] タスクバーを自動的に隠す
[v] タスクバーをほかのウィンドウの手前に表示する
- 「 [スタート]メニュー」で「クラシック[スタート]メニュー」を選ぶ
- 「クラシック[スタート]メニューのカスタマイズ」の「[スタート]メニューの詳細オプション」で「ログオフを表示する」はチェックを入れる。
デスクトップ上のコンピュータの名前の変更。これは単に画面の表示だけでネットワークIDとは関係ないが、自分がどのマシンを操作しているのかの手がかりとして変更しておく。
クイック起動バーにアプリを追加
- メモ帳
- コマンドプロンプト
マウスの設定
- マウスのプロパティ
- [ポインタ]タブで「ポインタの影を有効にする」はチェックを外す。
Explorer
[ツール]→[フォルダオプション]
[全般]
- 「作業」には「従来のWindowsフォルダを使う」
- 「クリック方法」は「シングルクリックで選択し、ダブルクリックで開く」。(デフォルトでなっているはず)
[表示]
- ファイルおよびフォルダ
- [v] アドレスバーにファイルのパス名を表示する
- [ ] エクスプローラに簡易フォルダ表示を使用する
- [v] システムフォルダの内容を表示する
- [v] タイトルバーにファイルのパス名を表示する
- [ ] ネットワークのフォルダとプリンタを自動的に検索する
- (*) すべてのファイルとフォルダを表示する
- [ ] フォルダとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する
- [ ] フォルダのヒントにファイルサイズ情報を表示する
- [v] マイコンピュータにコントロールパネルを表示する (どちらでもよいか)
- [ ] ログオン時に以前のフォルダウィンドウを表示する
- [v] 暗号化や圧縮されたNTFSファイルをカラーで表示する
- [v] 各フォルダの表示設定を保存する (どちらでもよいか)
- [ ] 簡易ファイルの共有を使用する(推奨) (はチェックを外す。)
- [ ] 縮小版をキャッシュしない
- [ ] 登録されている拡張子は表示しない
- [ ] 別のプロセスでフォルダウィンドウを開く
- [ ] 保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨) (はチェックを外す。警告がでるが [はい])
表示項目および順番
explorerで[表示]→[詳細]を選んだときの表示項目およびその順番について。
サイズ | 名前 | 更新日時 | 種類
の順番にする。
カラム名の行を右クリックで項目を表示するかしないか、カラムをドラッグアンドドロップで順番を変える。変えた後に[ツール]→[フォルダオプション]の表示タブを選び"フォルダの表示"の[すべてのフォルダに適用]ボタンを押下。
CD-ROM,リムーバブルメディアの自動実行を止める
手順Bだけで十分かもしれないが両方する。
(手順A)
- マイクロソフトから Windows XP 用の更新プログラム (KB950582) をダウンロードして実行する。その後再起動が必要。
- ファイル名を指定して実行で"gpedit.msc"を起動。
- 「ローカルコンピュータポリシー」→「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」を選ぶ
- 右側のpaneの「自動再生機能をオフにする」を開く
- [v] 有効 にチェックを入れ 自動再生機能をオフにするリストボックスを:すべてのドライブ"を選ぶ
- OKを押してグループポリシーエディタを終了する。
この手順はマイクロソフトが Windowsで強制"無効"に自動実行レジストリキーを修正する方法 で解説しているものです。
(手順B)
以下のリジトリを設定する。:
REGEDIT4 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\IniFileMapping\Autorun.inf] @="@SYS:DoesNotExist"
手順Aだけではドライブアイコンをダブルクリックするとやはりautorun.infが実 行されてしまうので不十分。このレジストリによってautorun.infの機能を無効化する。 US-CERTのリポートVulnerability NoteVU#889747 で紹介されている。 (日本語訳)
システムのプロパティ
詳細設定
「パフォーマンス」→[設定]の「視覚効果」はデスクトップの設定と重なる項目。「(*)カスタム」で殆どの項目のチェックが外れている
- [v]デスクトップのアイコン名に影を付ける (ここだけ見た目重視でチェック)
[エラー報告]
- [v] エラー報告を無効にする。 * [ ] 重大なエラーが発生した場合は通知する
リモート
- [ ] このコンピュータからリモートアシスタンスの招待を送信することを許可する (はチェックを外す。)
「このコンピュータにユーザがリモートで接続することを許可する」は必要に応じてチェック。チェックした場合[リモートユーザ]も適切に設定すること。
サービスの管理
不要なサービスは止める
- Alerter
- ClipBook
- Computer Browser
- Messenger
- Network DDE
- Network DDE DSDM
- Remote Registry
- Routing and Remote Access
- SSDP Discovery Service
人によって何が不要かは違うが上は私が無効にしているもの。不要なサービスを 止めるのは負荷を減らすためというより安全のため。 (参考: ７） 不要なサービスの停止 ページ下 - Windows 2000 Serverのセキュア化より)
Windows Media Player
- [ ] インターネットサイトによるプレイヤーの個別識別を認める
シンプルなプレイヤーは次場所にある。適当にショートカットを作って呼びだせるようにする:
c:\Program Files\Windows Media Player\mplayer2.exe
検索設定
エキスプローラーの検索の設定を変更する。
「何を検索しますか」の吹き出しの下の方[設定を変更する]をクリックして「アニメーションキャラクタを表示しない」
「ファイルとフォルダの検索の動作を変更する」→「上級者向け」
アプリケーション
- perl。 ActiveState の ActivePerl
地域と言語のオプション
全角、半角の使いわけを正しく行なうための設定で重要。
[言語]タブの 「テキストサービスと入力言語」の[詳細]を押すと「テキストサービスと入力言語」ウィンドウが表われる。
インストールされているサービスに「Microsoft IME Standard 2002 ver 8.1」とofficeを入れると「Microsoft Natural Input 2002 ver 8.1」など幾つか選択できる。
以下は「Microsoft IME…]を選んだときの設定。
「Microsoft IME スタンダードのプロパティ」
「オートコレクト」タブで全角/半角の設定をする。
入力オートコレクト
デフォルトで不満はない。
全角/半角
- 全文字種
+- カタカナ (常に全角に変換)
+- 英字 (常に半角に変換)
+- 数字 (常に半角に変換)
+- 記号
+ ()[]［］「」
| + () (常に半角に変換)
| + [] (常に半角に変換)
| + ［］(常に半角に変換)
| + 「」(常に全角に変換)
+ ,. (常に半角に変換)
+ 。、 (常に全角に変換)
+ "' (常に半角に変換)
+ :;・
| + : (常に半角に変換)
| + ; (常に半角に変換)
| + ・ (常に全角に変換)
|
+ #%&@$\^_|`~ (常に半角に変換)
+ <>=+-/* (常に半角に変換)
+ ?! (常に半角に変換)
なおスペースの全角半角の設定はここではできない。
Microsoft Word
[ツール]→[オプション]
表示タブ
- 「編集記号の表示」 [v] すべて (はチェックを入れる。)
- 「下書き表示とアウトライン表示のオプション」で「スタイル名表示領域」は 11mm(ぐらい)
全般
- 印刷前にフィールドを更新する
保存
- [v] 保存時にプロパティを確認する
- [ ] 高速保存 (はチェックを外す。)
セキュリティ
- プライバシオプションは全部チェックか?
その他
エキスプローラーでのファイル名の並びを代える。(Windows2000互換に) Windows XPスマートチューニング より:
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer] "NoStrCmpLogical"=dword:00000001
ボリューム調整で音が出なくなった、あるいはビープ音がする。古いアプリケーションを入れるとなることがある。レジストリをいじって復旧する。:
REGEDIT4 [HKEY_CURRENT_USER\AppEvents\Schemes\Apps\.Default\.Default] [HKEY_CURRENT_USER\AppEvents\Schemes\Apps\.Default\.Default\.current] @="ding.wav"
US101配列でキーボードを使いたい。言語や地域の設定だけではうまくいかない。:
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters] "LayerDriver JPN"="kbd101.dll" "OverrideKeyboardType"=dword:00000007 "OverrideKeyboardSubtype"=dword:00000000 "OverrideKeyboardIdentifier"="PCAT_101KEY"
AdobeReader 7 で広告を消す:
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Adobe\Acrobat Reader\7.0\FeatureLockdown] "bShowAdsAllow"=dword:00000000 [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Adobe\Acrobat Reader\7.0\AdsInReader] "bShowAds"=dword:00000000